生産部門 A.M
三重県の高校で野球少年をしていた自分は、食べることが大好きで食品工場で働きたいと思っていました。そして卒業後の進路を探していると、マリンフーズと出会いました。話を聞く中で、そのスケールの大きさに感心して入社を決めました。地元の三重を離れずに働けることも大きな魅力でした。配属されたのは、マリンフーズのメインファクトリー「三重工場」です。キャリアは商品を包装するラインから始まりましたが、現在は調味や撹拌など、商品製造における重要な工程を担当しています。家族と暮らす自宅から工場までは車で約1時間、毎朝7時に出社します。そして、昨日の製品データをチェックするのですが、約200品目はあるので、午前中はその業務に費やされます。配合比率は合っているのか、撹拌工程に間違いはないか。味を左右するデータなので慎重になります。しかし、それよりも大切なことは、製品の安心と安全。工場で製造した商品を手にするお客様の顔を想像しながら、作業工程に異常はなかったかを徹底的にチェックします。
安心と安全を実現するためには、データチェックだけでは足りません。コミュケーションも大切になってきます。例えば朝の挨拶、「おはよう」と工場スタッフに声をかけて、相手の挨拶に元気がなかったら「大丈夫か?」と声をかける。そしてスタッフの調子が悪ければ休ませる。工場はチームプレイです。誰かが体調を崩せば、臨機応変にスタッフ構成を変える。これはマニュアルではできない、安全と安心のための管理です。工場の雰囲気はとてもいいと思っています。自分の仕事はおいしい食品を安全と安心に作ること。でも人間が作るのですから、無理をせずに、お互いカバーしながらチームとして、いいものをつくっていきたい。そのためには、ますますリーダーシップを発揮して、工場のみんなを引っ張っていきたいと思っています。そして、いつか安心と安全では日本一の三重工場、いや水産会社にしたい!そんな未来を夢みながら、今日も三重工場でお客様の顔を想像しながら、みんなと頑張っています。
出社後はメールをチェック、今日の製造品目等を確認します。
工場は5:30から稼働。撹拌、魚卵、調味など、製造工程に準じて現場を確認します。
前日に製造した商品データをチェック。配合比率などに問題はないか確認します。商品のおいしさ、安心・安全に直結することなので、ついつい力が入ります。
午後から翌日に製造する商品データをチェック。こうした二重、三重のチェックは当たり前、それでも万が一のないように現場も確認します。
上司から工場スタッフとのコミュニケーションの大切さを学びました。これからも教えられたことを胸に三重工場を盛り上げていきたいと思っています。
工場での工程は予定通りにはいきません。日々、調整しながら次の日の準備をします。
子どもたちが待つ自宅へ帰ります。